東山先生の木原記念財団学術賞授賞式が横浜市立大学木原生物学研究所にて行われました。
学術賞選考委員会委員長からは稀に見る激戦の年という説明がありました。
▲授賞式(東山先生と木原記念財団の方)
▲関係者様一同との記念撮影
記念講演会では、『植物の受精のしくみを解き、種の壁を超える』と題して、受精過程の鍵と鍵穴を理解し、その操作から種間交雑による新種誕生を目指すという内容を紹介されました。
編集者所感:東山先生がおしゃった「植物は種子形成をあきらめない」という言葉には、植物の生殖における真髄を示したものだと感んじました。何かどことなく考えさせられる言葉です。
▲記念講演会が始まり、笑みを浮かべる東山先生
▲多くの横浜市立大学の学生さんが聴講に参加していました。東山先生のファンの方もいるのでしょうか。
編集者所感:種間の認識や接着に働くとされている受精因子は種間で実に多様であり、また細胞間のコミュニケーションの際に働くシグナル伝達経路のピースとして機能しています。しかし、配偶子融合の最終段階は種を問わず細胞と細胞の融合です。植物の生殖システムがどのように誕生してきたのかを明らかにしていくことが新種誕生への足がかりなのではないでしょうか。
▲授賞式&記念講演会が終わり、ほっとした様子の東山先生と大変嬉しそうな成江先生。デュエットが始まりそうです。
▲授賞式に参加されたOBの方々との写真(左)、名古屋から駆けつけて参加したM1の二人(右)
最後は木原生物学研究所内の展示室や研究室及び圃場を見学させて頂きました。
▲西日を浴びながら、入り口で記念撮影
この度は、木原記念財団学術賞受賞、本当におめでとうございます!これからもますますのご活躍をお祈り申し上げます。
Copyright (C) Higashiyama laboratory All rights reserved.