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2016年4月 9日 水上茜 現愛知学院大学助教の研究成果がCurrent Biology誌に掲載されました。

当研究室に所属していた水上さんの研究成果がCurrent Biology誌に掲載されました!
名古屋大学およびJSTにてプレスリリースが出されています。おめでとうございます!
植物において、受精に際してめしべについた花粉から伸びる花粉管は、花粉管誘引物質に応答して胚珠まで到達することがわかっています。しかしながら、受粉から受精までの間で、誘引物質に応答する能力を獲得する機構は明らかになっていませんでした。東山研では長年この謎を研究しており、今回発表された物質、アモールはアラビノガラクタンと呼ばれる糖鎖構造を用いて花粉管に応答活性を与えていることがわかりました。
この成果により、植物の授精に関する謎がさらに明らかになることが期待されます。
リンク先のハイライト等にて詳しく解説されていますので、ぜひこの機会に論文と合わせてお読みください!
 
リンク:
Akane G. Mizukami, Rie Inatsugi, Jiao Jiao, Kenichiro Itami, Narie Sasaki, Tetsuya Higashiyama, et,al.
The AMOR Arabinogalactan Sugar Chain Induces Pollen-Tube Competency to Respond to Ovular Guidance
Current Biology. 2016 April 8.
[Article Link
 
名古屋大学プレスリリース(PDF) 
JSTプレスリリース
ITbMハイライト

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